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::【18】ジョン・エントウィッスル

The Who ジョン・エントウィッスル


ジョン・エントウィッスル
John Entwistle

イギリス人のロック・ミュージシャン
The Whoのベーシスト




イギリスのロック・バンド、ザ・フーのメンバーで、天才ベーシストである。

ギターのピート、ドラムのキース、ヴォーカルのロジャーが
派手なアクションで嵐のような演奏をする中、
一人静かに立ち、淡々とベースを弾く。
やがてステージはピートやキースが楽器を叩き壊す狂気の世界へ、
でも、ジョンは一人黙々とベースを弾き続けるのだ。

ステージの上でも降りても寡黙で、静かな男。the OXと呼ばれていた。

しかし、静かな立ち姿と反して超アクティヴなベースを弾く。
それはリードベースと呼ぶ他ない。
凄まじいテクニックで爆音メロディーを弾きまくるのだ。
ステージ上で寡黙で静かなジョンだが、ベースプレイは超饒舌、
これもある意味異常な世界。


フラットワウンド弦でボ~ンボンという音が主流だった60年代のエレキベースに
ラウンドワウンド弦でガラスを弾くよなトレブリーで硬い高音を併せもった重低音を。
ジョンの攻撃的な音色のベースプレイは革命だった。
ジョン自身は地味キャラな存在だったが、
ジョンのベースプレイは世界中のロックベーシストたちに大きな影響を与え、
多くのフォロワーを生んだ。

The Whoの演奏は、破壊的なキースのドラムとジョンのベースがメロディーを奏で
演奏の核となるリズムは、実はピートの歯切れの良いピッキングによる
ギターだったりするのだ。



ジョンは2002年6月、The Who北米ツアー初日の前夜、ホテルの部屋で急死した。
前年秋、アメリカの同時多発テロの追悼イベントに参加したWhoの演奏は
最高だったと賞賛され、期待感に満ちた北米ツアーの始まる直前だったのである。
自分は2001年秋、ビートルズ・トリビュートで来日したジョンのプレイを生で見た。
50代半ばのジョンは、衰えるどころか職人技に一層磨きがかかっているように感じで
大いに感激した。
だからその翌年の急死は非常に残念でならなかった。

ところが亡くなってしばらくして、いろいろ伝わってきた。
死因は心臓発作ということだが、
なんとツアー初日前夜にホテルの部屋に高級娼婦を呼んで
コカインを摂取して楽しんでいるうちに死んだというのだ。
ピートは「羨ましい死に方だね」といいつつ、
「ヤツは57にもなって、20代の頃と同じようなことをしてたんだ」と嘆いた。

またThe Whoの解散後もジョンの浪費癖はおさまらず、
ジョンの経済状態は破綻し、
それを救済するため、というのがThe Whoの再結成の理由の一つだったらしい。
「ヤツはWho解散後もロックスターだった頃の生活を変えようとしなかったんだ」
とピートは語っている。

静かな男、ジョン・エントウィッスルはやはり
根っからのロックヒーローだったのだ。

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